MENU

【体験談】管理職の自信が崩壊? キャリアコンサルタントとの面談で「自分の正体」に気付かされた話

当ページのリンクには広告が含まれています。

教育訓練給付金(受講料の最大80%バック)を受給するために避けて通れないのが、「訓練前キャリアコンサルティング」(面談)です。

ハローワークで手続きをするのですが、正直に言います。

「面倒くさいな」と思っていました。

私は普段、管理職として部下との面談も日常茶飯事です。

あさひ

「ジョブ・カード」も自分で書いたし、あとは形式的な確認をして、ハンコをもらうだけの「儀式」だろう、と、 完全にナメていました。

ところが、いざキャリアコンサルタントの方と面談をしてみると、私の脳みそは汗だくで、心地よい疲労感に包まれていました。

単なる事務手続きではありませんでした。

「自分の正体」を暴かれ、再構築される、衝撃の体験でした。

今回は、40代管理職の私がハローワークで体験した「プロの傾聴」の凄みと、なぜこのスキルがこれからの管理職に必須なのかを紹介します。


目次

管理職の「あるある」が通用しない空間

面談は、キャリアコンサルタントの方と1対1で行われます。

てっきり「書類の不備チェック」や「志望動機の確認」だと思っていたのですが、始まってみると様子が違いました。

あさひ

通常、私たち管理職が部下と面談する場合、どうしても「解決策(答え)」を提示したくなります。

「もっとこうした方がいいよ」「それは違うんじゃない?」と。

しかし、このコンサルタントの方は違いました。

私の書いた「キャリア・プランシート」を見ながら、淡々と、しかし鋭く問いかけてきます。

決して否定せず、かといって安易に肯定もせず、鏡のように問いを返してきます。

コンサルタント

「あさひさんが、この仕事で本当に大切にしている価値観って、言葉にすると何ですか?」

ここから、私自身への問いかけが始まりました。


「沈黙」が怖くないプロの技術

例えば、私が「サービスの質を高めたい」と何気なく答えた時のことです。

普通なら「素晴らしいですね、意欲的ですね」で終わる会話ですが、プロは逃してくれません。

コンサルタント

あさひさんの言う『質』って、具体的にどういう状態を指しますか?

あさひ

えっ…お客さんが満足すること、ですかね

コンサルタント

お客さんが満足すると、あさひさんにはどんな感情が湧くの?

あさひ

うーん…(沈黙)…達成感、かな

コンサルタント

その達成感は、誰のために感じてるの? 会社? 自分?

……答えに詰まりました。

沈黙が流れます。

普段の私なら、この沈黙に耐えられず「つまりこういうことでしょ?」と助け舟を出して会話を埋めてしまうところです。

しかし、いつまで経っても助け舟は出してくれる気配はありません。

私の目が泳ぎ、脳がフル回転して言葉を探している間、ずっと穏やかな表情で、急かすことなく待ち続けてくれたのです。

普段、部下や上司に対して「それっぽい言葉(ビジネス用語)」で武装していた自分が、一枚ずつ剥がされていく感覚。

冷や汗が出ましたが、不思議と不快ではありませんでした。

あさひ

むしろ、「自分でも気づいていなかった本音」が喉元まで出かかっている感覚です。


答えは「自分の中」にあった(オートクライン効果)

言葉に詰まりながらも、ポツリポツリと本音を話し始めると、ある瞬間、視界がパッと開けました。

あさひ

ああ、そうか。私は『会社のため』じゃなく、お客さんのために成長し続けることが、自分の喜びなんだ

私がそう呟くと、コンサルタントの方はニッコリ笑ってこう言いました。

コンサルタント

それが、あさひさんの本当の価値観ですね

「オートクライン効果」という言葉をご存知でしょうか?

オートクライン効果とは?

人は、他人から言われたアドバイスよりも、自分で発した言葉を自分の耳で聞くことで、初めて「自分の本心」を理解し、納得するという心理効果です。

コンサルタントの方は、アドバイスを一切しませんでした。

ただ、私の散らかった思考を整理し、私が自分で答えを見つけるのを待ってくれたのです。

あさひ

中には、このデトックス効果で号泣してしまう相談者もいるそうですが、その気持ちが痛いほど分かりました。

自分の口から出た言葉に、自分自身が一番驚かされる体験でした。


これまでの「1on1」が失敗していた理由

1時間の面談を終えて、私はある「強烈な反省」をしていました。

あさひ

私のやっていた1on1は、面談じゃなくて『説教』だったかもしれません

  • 部下が本音を話してくれない。
  • 「どうしたい?」と聞いても黙り込んでしまう。
  • 結局、私が喋って終わってしまう。

これらは全て、私が「沈黙を待てず」「答えを急かし」「自分の価値観を押し付けていた」からだと気づきました。

相手の中にある答えを引き出し、自分で気づかせる技術。

これこそが、これからの管理職に求められる「支援型リーダーシップ」の正体だったと気づきました。


まとめ:キャリアコンサルタントの「傾聴スキル」は一生モノの武器になる

ハローワークを出た後、私はコンビニでコーヒーを買い、30分ほど呆然としていました。

それくらい、脳の普段使わない部分を使った疲労感がありました。

それでも自分の中には自分で納得できる確かな答えがありました。

もし、これからキャリアコンサルタントに挑戦しようか迷っている人がいたら、私は自信を持っておすすめします。

「人の話を聴く」という、一見地味だけれど奥深い、一生モノのスキルを手に入れることができます。

このスキルがあれば、部下育成も、反抗期の子供との会話も、そして夫婦関係も、劇的に変わるはずです。

あさひ

「面倒くさい」なんて言ってすみませんでした。

この気づきを得られただけで、世界が広がった感じがします。

さあ、次は私がこの技術を身につける番です。

40代からの挑戦、悪くないですよ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次